■男性で増加する大腸がん
男性では胃がんが減る傾向にあるものの依然として第1位です。千葉県 は全国的に見ても胃がんの多い県です。大腸がんの増加には勢いがあり、1995年 には減少傾向の肺がんをわずかに抜いて第2位におどり出ました。前立腺がんも増加
傾向にあり第5位に来ています。第6位と第7位に発見・治療の難しい食道がんと膵臓がんが付けていることも見逃せません。
■女性で増加する乳がん・大腸がん
1997年には女性のがんの順位に大きな変動がありました。女性の大 腸がんが本事業開始以来初めて胃がんを上回り、また下位では膵臓がんが卵巣がんを 上回りました。大腸がん・膵臓がんともに食生活・飲酒・喫煙など生活習慣に関連の
深いがんであり、女性のライフスタイルに大きな変化が表れてきたと思われます。乳 がんと子宮がんは平成に入って急激な増加を見ました。子宮がんの中でも子宮頚がん
はヒトパピローマウイルスと呼ばれる疣(いぼ)のウイルスが大きな原因と考えられ るようになってきました。早い時期からのがん検診が望まれます。女性でも胃がんは
減少傾向です。